ゲームレビュー:HTC VIVE雑感

そのうち動画にまとめるかもしれませんが、忘れないように今のうちに文章でメモしておきます。

・購入のキッカケ
当初はアイマスのVRコンテンツが出たということでPSVRを買おうと思っていました…が、いつまでたっても再入荷しないので勢い余ってVIVEの方を購入してしまいました。
一応ただ勢い余ったわけではなくて、VIVEの方がVRとしての性能が高いだとか、ルームスケールで遊べるだとか、クリスマスにセールで1万円引きしてた(重要)だとかそういうきちんとした理由もあります。
あとカスタムメイド3D2にゆかりさんMODがあったのも大きかったです(最重要)
琴葉姉妹MODも出てくれ…!!

 

・準備した方がいいもの
VIVEはベースステーションと呼ばれる黒い箱型のセンサ(2個)を2m以上の高さで設置しなければいけないというのは事前に聞いていたので、雲台付きのクランプを2つほど購入しました。

 別にこれじゃなくても大丈夫だと思いますが、僕が買ったものを貼っておきます。
これを部屋で対角になる位置のカーテンレールと棚につけて、雲台にセンサを取り付けました

基本はこれで足りると思いますが、賃貸の狭い部屋だとコンセントが少ない家が多いと思いますので、ちょっと長めの電源タップを2個ぐらい買っておくことをオススメします。(僕はVIVEが届いた日の夜泣きながらコンビニに走って買ってきました)
というのも、センサで2口、リンクボックス(HMDとPCを繋ぐための装置)で1口、コントローラの充電にmicroUSB給電2本分を使うからです、電気食い虫ですね。
因みにセンサとリンクボックスのコンセント部分は手のひら大のアダプタになっているので、幅のある電源タップを買わないと口はあるのにささらないみたいなことになります。

あと、Steamに登録してとりあえず色々Steamの操作に慣れておくとよいと思います。

・買ってみて残念だなって思ったところ
先に悪いこと書いて、それから良いこと書いた方が後味が良さそうなのであえて残念だった点から書いてみます。

HMDとコントローラが結構重い&付け心地があまりよくない
付け心地とか含め、使ってて結構重いなァ…って感じます、外人はそんなことないんでしょうか?あと鼻のおさまりが悪いです、日本人は鼻低い人多いから仕方ないね…。
長時間プレイすると間違いなく疲れるので物理的に強いオタクになる必要があります。

②結構バグる
致命的ってほどではないのですが、ちょこちょこ調子が悪くなります。
大抵VRデバイスの再起動か、PCの再起動で治りますがちょっと面倒です。
ただ、これはHMD由来なのか、UEやUnity等のゲームエンジン由来なのかちょっとわからないので何とも言えません、現状不安定なことが多いのは間違いないです。

③高い
10万は高い、でも1万も値引きされたら買っちゃうのがオタクのサガみたいなところがあります。あと地味にPCの要求スペックが高いので、PCもパワーアップして…ってなるととんでもないお金がかかるので気を付けた方が良いです。

・買ってみて良かったところ
言葉で説明するのは難しいですがまとめてみます

①没入感が本当に凄い
VR事態をあまり経験しないままいきなりの購入なので、相対評価ではありませんが誇張などではなく没入感は本当にすごいと思いました。
チュートリアル用のアプリケーションで最初セットアップをするのですが、その時点で興奮が止まらないほどです、値段分の価値はあります。
VR空間のテーブルに手をついてずっこけそうになったりしました、人間の知覚能力は意外としょぼくて簡単にだまされるっぽいので最高に楽しいです。

②思ったよりも遊べるコンテンツが多い
Valve製ということもあってSteamに大量のVRコンテンツがあります、内容はピンキリですが現状既にかなり遊べるレベルのものが多いです。
値段も無料の物から、高くても3~4千円ってところなので、割と気軽に手を出せます。勿論セールで値引きもされるので、ウインターセールが来た今、しばらくはVR三昧で楽しめそうです。

③マルチがめっちゃ楽しい
マルチプレイの楽しさが、普通のPCゲーのそれをはるかに超えている…と思います。
相手が今どんなポーズをしているかみたいなのもうっすらわかったりして、ボイスチャットと合わせると”同じ空間で一緒に遊んでいる感”がとても強いです。
まさに未来を感じる瞬間だと思います。

・買ったゲームで面白かったものいくつか
1個1個の詳細レビューはそのうちSS付きでやりたい(やらなそう)

「SoundBoxing」
youtubeの動画に譜面を付けて、パンチでノートを叩いていく音ゲー
アニメのOPや音ゲー楽曲なんかでプレイできるのでとても入りやすいかと思います。
基本立位(その場から動かず立ってプレイ)のプレイスタイルですが、譜面によってはかなり手は振り回すことになるので周りぐるっと一周ぶつからないように物はどかして置いた方が無難です(何回か棚を殴った)


「SportsBar VR」
スポーツバー(ダーツとかビリヤードとかがるバー)に入って遊べるゲーム、マルチ対応。感覚的にラウンド1のスポッチャに来たみたいな気分になるのでそういうの好きな人はかなり楽しめるかも。
マルチで真価を発揮するタイプのゲームなので、ぜひ友達と一緒にプレイすることをお勧めしたいのですが、現状プライベートマッチングが複数人で出来ないみたいなのでそこだけちょっと残念。(まだほとんど人がいないのでパブリックで立てて適当に入ればほぼプライベート的な遊び方はできます)
因みにこのゲームはPSVRでも発売しているそうなので、PSVR持っている方は是非そちらで。(北米ストア限定?)


「QuiVr」
奥からやってくる敵を弓矢で射抜いて拠点が破壊されないように防衛するアクションゲーム、マルチ対応。片手で弓を構え、片手で矢筒から矢を取り出し番えて射るという一連の動作がとても楽しいです、腕は辛いですが。
難易度がかなり高め&1プレイ終了でランダムで装備入手or装備アップグレード用のお金入手となっているのでリプレイ性は高いです。ゲーム自体の雰囲気やデザインも良く、今のところソロでプレイしていても一番楽しかったので、購入一本目に悩んでいるなら是非オススメしたいところ。
因みにこちらも立位で出来ますが、操作が忙しいゲームなのである程度広さがあるところでやらないと、慌てて操作しているうちにガツンガツンぶつかりますので気をつけましょう。


「カスタムメイド3D2」
正直かなりバギーでまともに遊ぶには相当な忍耐力が必要です。
ただ、VRの没入感が凄まじすぎるので、”そこにいる感”が凄いです、なんか息遣いまで感じるような気がします。
勿論夜伽のシーンもばっちり見れます。アダルトゲームなのでエロシーンはあって当たり前なんですが、実際目の前で女の子が発情していると、こう、目のやり場に困っちゃうな~~みたいな感じになりました。
既にカスタムメイドを持っているなら、VRパッチを当てて是非新世界を体感してほしいなと思います。美少女がそこにいるシアワセっていうのはジッサイスゴイ。

・まとめ
長々書きましたが本当にVRは楽しいです。
少しでも興味があるなら、まずは秋葉とかのVR体験やってる店舗で体験してみることをオススメします。割と本気で未来を感じることができるはずです。


以上、VRの雑感でした。